口腔(こうくう)がんとは
「口腔がん」とは、お口の中にできる「がん」で、肺がん、胃がん、大腸がんなど,
よく聞く「がん」より少ないですが、乳がんの半分位の発症数があります。
よくできる場所は 、舌が一番多くて、次に上下の歯肉(はぐき)、口底(舌の下)、頬粘膜(ほっぺたの内側)、などです。
口腔がんの症状
(1) 口内炎のような症状がなかなか治らない(2) 入れ歯が当たって痛む。入れ歯が合わなくなった。
(3) ものを飲み込む時に違和感がある。
(4) 歯ぐきから血が出る。歯ぐきがはれる。歯がぐらつく。
(5) 口の中の粘膜の色が変化している
(6) 粘膜に腫瘍やしこりがある。
(7) 唇のまわりがはれる。
(8) 顎の下のリンパ腺がはれる。
”けんびき”と思っていたけど、口内炎が治らない (食べ物がしみる、痛い) |
入れ歯があたる。 | ||
歯茎が急にはれてきた。 | 急に歯がぐらつく。 |
前がん病変
がんはいきなり発症するわけではありません。数年~10数年かけて、正常⇒前がん病変(状態)⇒「がん」へ
(白板症) | (扁平苔癬) |
代表的な前がん病変(状態) |
口腔がんの原因
歯を磨かない ⇒歯肉がん |
たばことお酒 ⇒口底がん |
口腔がんの治療
口腔がんの早期発見のために
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気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
資料提供 香川県歯科医師会